2014/5/1追記:
遮音性が足りなすぎて電車じゃ使い物にならなかった。屋内専用だね、ざーんねん。
水橋かおりさんが結構好きなんだけど、なかなか出てらっしゃるアニメを引かないのよねえ。まどマギ以来ご無沙汰じゃなかろうか。
ナビィとかカスミンとかね。好きだったんだけど。最近はほんと引かない。それなりに出てらっしゃるのは知ってるんだけどねえ、ええ。
そろそろ当たりますように(あくまでも声優さんで観るアニメを選ぶことはしない)。
次のクールのきらら枠ことハナヤマタ、監督はさくら荘のいしづかあつこさんで、シリーズ構成はけいおん!の吉田玲子さんなのよね。原作知らないからアレだけれども、どうもきんモザやごちうさみたいないかにもな日常系というよりは、けいおん!みたいなドラマティックな作風になるのかなあと思ってしまう。
吉田玲子さんが脚本書いてるのんのんびより1話も、結構泣かせにくる感じだったしね。あ、のんのんも2期やるんだってね。まあ1話しか観てないんですが……。
これだけ言っておいて何だけど、観るかどうかはまだわからん。来期は今のところSAO2期だけ確定で、後はいつも通り近くなったら調べるつもり。SAOはシノンさんが好きだから観るです。シノンさんはスナイパーかわいい。
そういやマリーって、女の子らしさを求めてあの口調をマスターしたらしいけれど、なんかズレてる気がするわ。楽の言ってた女の子らしさって、間違いなく小咲みたいな感じだと思うのだけれど(小さい頃から変わってなさそう)。
まあ楽みたいなぶっ飛んだ環境で育ってきた人間が、小咲みたいな普通のクラスメイトに憧れる気持ちは、ちょっとわかる。控えめで愛らしくて、玄関で「お帰りなさい、あなた」って言ってくれるタイプでしょ。ゆゆ式のあいちゃんみたいな。
いや、マリーの目指していたのも、一応そういう奥さん像なんだろうな。ただマリーみたいなガンガン行く人間がそれをやると、旦那を喜ばせるための恣意的なポーズになってしまうのよね。あれはあくまで控えめな女の子が自然にやるからかわいいのであって、マリーには似合わんのだ。
マリーには漢らしい奥さん像が似合いそう。旦那の泣き言に対して、私に任せとけと胸を張るような。本当に任せて大丈夫かどうかはともかく、そんな奥さんがいたら元気を貰えるよね。マリーの笑顔は周りの人を元気にするよ、うんうん。
15話を観て、マリーの魅力にメロメロにされたので、マリーについて語るぞ。
まず、マリーは他のどのヒロインよりも、具体的なプランを持って恋をしている。楽との結婚をゴールに設定し、現在の自分の立場を評価した上でゴールへの具体的なルートを描くことができている。これは薄ぼんやりと好意を抱き始めた段階の千棘や、ゴールを設定せずに片想いを続ける小咲と比べると、明らかに優位である。また、楽が自分のことを覚えていないと見るや、臨機応変に対応してみせる柔軟さも持っている。この辺りの冷静さや機転の速さは、彼女を聡明であると評するに相応しいものだ。
そして彼女が自信に満ち溢れているのも、きっとこの具体的なプランのおかげだ。敵を知り己を知れば百戦危うからず、なんて言われるように、自分の勝ちパターンを想定できているからこそ彼女は自信満々に突き進めるのだろう。
それでは、マリーという少女は欠陥の無い恋愛マシーンなのかと言うと、もちろん決してそんなことはない。彼女の欠陥は10年という時の中にある。彼女の中の楽という人間は、10年間離れていたことでどうも偶像化されてしまっている節があるのだ。彼女が恋し続けてきた記憶と想像の中の楽は、この10年間1度として振り向いてくれることはなかったのだから、当たり前といえばそうなのだけれど。15話終盤で楽が発した褒め言葉が彼女にクリーンヒットしたのも、その言葉が10年間夢の中でしか聞けなかったものだからだ。そしてこの弱点は、マリーという少女が完璧な恋愛マシーンでないことの証左であり、だからこそ私たちも安心して感情移入できるし、応援したくもなるわけだ。
さて、マリーは聡明でかわいいよって話だったわけだけど、こういう聡明さというのはやっぱりニセコイの他のヒロインには無い魅力だよね。私はこういう子を見ると、つい尊敬してしまう。だって目標に向かってきちんと計画を立てて、それを実行している女の子ってカッコいいもの。
あーもう、次回が楽しみで仕方がないわ。まだもう少しマリー回が続くのかしらねー?