前半はぎんかについて、後半はるなとせいらについて。きっかけはカプチーラさんのツイートから。
5話のるなちゃんのラストって、大体レズは見ていた扱いされてるけど、作中でるなちゃんは一度もぎんかには明確に嫉妬してなかったと思うのよネ~。そう思うと何となくだけど、るなちゃんの感情は世間一般の評価とは少し違う気もする
— カプチーラ@篝党no7・はるかな党 (@cappuccira) 2014, 7月 4
●ぎんかは、そういう風に相手に良い印象を与えるのが上手なんじゃないかね。
●ぎんかはやっぱり4人の中で長姉ポジションなので、他の3人から頼られてる感じするんだよね。
●対カードと刺し違えた時だって、ぎんかは父親に相談してたもんな。彼女にとって、他の3人は妹みたいなものなんじゃないかな。
●せいらはぎんかに悪態をつくことで甘えているところがあるし、ぎんかも甘えられている自覚があるでしょ。
●ぎんかが完全無欠のお姉さんだったわけではないが、一時たりとも隙を見せなかったのは確かかなと。
●ぎんかは独りで逝って独りで帰ってきたんだな。
●ぎんかがいなくなった後、残された3人の関係がみるみるうちに崩れていくのは、幻影の見所の一つだと思う。
●ぎんかは腹が座ってるんだよな。
●せいらは地盤が弱くてふわふわしてるし、あかりは迷いが多くてふらふらしてるし、るなは度胸が無くてへなへなしてる。
●つーか、幻影はぎんかがいてすらあれなんだから、まどマギにおけるマミさんの先輩っぷりの良さはすごい。
●姉貴分かつ最初に退場するって、マミさんとぎんかちゃんとの共通点だな。
ここから後半。
●るなの本懐とは何であったのか。彼女は彼女自身の成し遂げるべき目標を、どこに定めていたのか。あかりへの想いは、むしろ自制しようとしていたように見える。
●るなの目標は、あかりではなくせいらではなかったか。即ち、躊躇なく戦う覚悟ではなかったか。
●るながせいらに憧れを抱いていたという解釈は、かなりしっくりくるな。憧れの人が恋敵になった時、憧れは嫉妬に変わるのだ。
●るなは、あかりに対して先輩風を吹かせるような素振りも見せていた。彼女にとってのあかりは、せいらほど近付き難い憧れではなかったのではないか。
●るながせいらに憎しみを向けたのは、あかりを奪われたからじゃない。「強さ」も「あかり」も得ることができるせいらに、強い不平等を感じたからだ。きっとそうだ。
●ぎんかは、るなの抱いていたせいらへの憧れを見抜いていたかもしれないな。そしてその危うさについても。その辺りのバランスを取ってやっていたかも。
●クレシドラでぎんかを笑顔にしたのは、懐かしい顔を見たからか、それとも妹達が仲良くしているさまに安心したからか。
●少なくともせいらは、るなが自分に憧れを抱いていることに気付いていなかったはずだし、だからこそ自分が憎しみを向けられた時に戸惑ったんじゃないかな。冷たく当たってる自覚くらいはあっただろうから、好かれていないと思っていたかも。
●「るなは優しい子だから、内心自分を嫌っていても表には出さない」と、せいらからしてみればそんな印象だったかもしれないな。
●せいらもるなのこと苦手だったと思うし。弱いるなを見ていると、自分の中の弱さを意識せずにはいられなくなってしまうとか、そういう理由で。
●そういったせいらとるなの微妙な関係を、無理に改善しようとしないのがぎんかの大人っぽさだし、強引にでも改善させようとするのがあかりの太陽たる所以なのかなと。
●せいらが眠っているるなを殺せなかったシーンの対になるのは、るながクレシドラの番人に猛然と立ち向かっていくシーンかなって。
以上。
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